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・・・ お佛壇の種類 ・・・
現在販売されている佛壇は、大きく分けて四種類あります。
*下のお佛壇の画像はクリックすると大きな画像が立ち上がります。
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金佛壇(漆を塗り、金箔を使用した佛壇)
金佛壇は一般的に真宗用といわれますが、
各宗派に金佛壇があります。
各宗派の教えにより佛壇の造り方が違います。
例えば、真宗系は浄土の世界を、禅宗系は禅の世界を、というように、各宗派の教えに従って造らせていただいています。
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唐木佛壇
唐木佛壇は『唐木』というくらいですから、隣の国、中国の唐の時代に黒檀、紫檀などの銘木で家具を造った技法が日本に伝わり、後に佛壇佛具に受け継がれた様です。
唐木佛壇は一般的に八宗向きだと言われますが、考え方を変えると『どの宗派にも属さない』と考えられるかもしれません。
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金唐木佛壇
金唐木佛壇とは外側を銘木(黒檀や紫檀など)で造り、内部を漆で塗り、金箔を使用した佛壇です。
『金佛壇は扱いが難しい』という欠点は解消されます。
内部は各宗派向きに、どの様にでも仕上げられます。
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新型佛壇
新型佛壇は『現代風佛壇』と言われています。
宗派はありません。
唐木佛壇の新型と思えばよいでしょう。
『新型』という事は、アイデア次第では佛壇職人のように長年修行しなくても、例えば家具屋さんでも造る事ができる時代が来るでしょう。
しかし、佛壇とは各宗派のご本尊を安置するものですから、各宗派に合った佛壇を安置するべきだと思います。 |