【匠の技と真心】 製造工程の色々 金箔について 当社では嫌う事 【お佛壇について】 お佛壇の種類 国産と中国産の違い (株)二宮佛具製作所 ●福岡本社 〒813-0023 福岡市東区蒲田1-6-2 Tel:092-691-5311 Fax:092-691-2038 *福岡ICより車で5分 ●小倉店 〒802-0044 北九州市小倉北区熊本 3-1-8 Tel:093-952-8203 Fax:093-952-8203 *足立ICより車で5分 ↑バナーはこちらをお使い下さい↑ http://ninomiyabutsugu.web.fc2.com/ |
それぞれの製造工程ごとに、その道の専門の職人さんたちが 技と真心を込めて仕事をしています。 | |||
【木地】 木地の材料には、一般的に紅松を使用します。 高級品には桧を使用します。 平物には合板を使用する場合もあります。 当店では、プラスチックやボード(固い紙の様 なもの)は使用しません。 *ボードについては【当社では行わない事】をご覧下さい。 |
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【彫り物】 当店の彫り物は全て木製手彫りです。 欄間には花鳥や天人をあしらう事が多いです。 高級品には六鳥や迦陵頻伽などをあしらいます。 壇周りには唐草や宝相華などを彫ります。 プラスチックの彫り物は使用していません。 |
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【宮殿】(屋根) 宮殿は大きく分けて通し屋根と直宮殿の 二通りがあります。 通し屋根は箱佛壇に使います。 直宮殿は、高級品の堂造り佛壇に使用します。 |
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【塗:下地】 木地の傷を埋め、布または和紙を貼ります。 下地は砥の粉下地という昔から受け継いできた 技法で行います。 砥の粉下地は木と相性がよく馴染みます。 油性の下地は木との相性があまり良くなく、 安物にしか使用しません。 |
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【塗:漆塗】 漆は基本的に自然漆で塗ります。 下地が砥の粉下地の場合は自然漆を使用します。 油性下地の場合は黒色の油性塗料を塗ります。 ただし、油性塗料の場合、金箔に影響があります。 |
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【金箔】 金箔の製造工程には大きく分けて二つあります。 昔ながらの手作業の多い和紙で延ばした縁付 (えんづけ)と、カーボンを塗布した短時間で 量産できる紙で延ばした立切(たちきり)です。 また、金箔の純度でも24K箔から4号箔 まで、様々な種類があります。 カーボン紙で延ばした立切箔は、手間が省ける ため、安価ですが、カーボンの中に含まれる金属 が純金箔に影響を与えるので、年月が経つにつれ 変色する恐れがあります。 当社では縁付一号色の金箔を使用しています。 立切箔は一切使用しません。 また、万一変色した場合、保証しています。 *【金箔について】のページもご参照ください。 |
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【金具】 銅地手打ち、本金メッキ仕上げです。 一部真鍮金具を使用することもありますが、 真鍮プレス金具は安物です。 当社では好ましく思いません。 |
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【蒔絵】 漆塗りの上に漆で絵を描き、本金粉や青貝で 仕上げます。 現在ではスクリーン印刷式の蒔絵もあります が、安物です。中にはシールのように貼り付け る蒔絵もあり、細部のみを加筆してさも高蒔絵 の様に見せかけた物もあります。 |
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【組み立て】 釘を打って組み立てるものと、一切釘を使用 せずに組み立てるものとがあります。 釘を打たずに仕上げると、その後のお洗濯な どの時に組み直せますので、隅々まで綺麗にす る事ができます。 |